青森のJET*とプラジュアル・シクシャ・サダン英語学校(プラジュアル学校)との関係は2002年(平成14年)、青森県にALT*として配属されたリチャード・パターソンが、ネパールのヘタウダ地区チョーガダ村のプラジュアル学校の創始者で理事でもあるPurna Kumar Shresthaに紹介されたことから始まりました。彼らは共に、子供達の英語の練習と国際交流を目標に掲げ、リチャードが活動していた青森の五戸小学校の生徒とプラジュアル学校の生徒の間で文通を始める準備しました。 * JETとは、語学指導等を行う外国青年招致事業。ALTも事業のひとつ。 * ALTとは、日本の学校における外国語授業の補助を行う外国語指導助手のこと。
その年の後半、リチャードとキャメロン・リグリー(ALTの仲間)は、プラジュアル学校を支援する全県的な慈善団体を設立することに決めました。そうしてエベレスト・オブ・アップルスは誕生したのです。彼らは、青森のJETから毎月1,000円の寄付を募り、2つの募金イベントを開催しました。最初のイベントは、青森市での「ネパールの夕食」でJETと日本のみなさんの両方を対象としたものでした。2番目のイベントは、青森のJETの様々な才能が勢ぞろいした公開演芸会でした。2002年(平成14年)から2003年(平成15年)で、エベレスト・オブ・アップルスは75万円(約6,200米ドル、約482,000ネパールルピー)の寄付を集め、そのお金はプラジュアル学校の消耗品や家具などの購入に活用されました。
2003年の半ば、リーダーが青森のALTのクリス・スペンディングに引継がれます。これは、毎年8月のJETの活動開始と同時にリーダーが毎年引継がれていくと言う、エベレスト・オブ・アップルスの伝統の始まりとなりました。そしてこの伝統は、組織にダイナミックで質の高い活動をもたらしています。この6年で基礎が築かれ、その活動を通じて発展してきた有機的なやり方は、本当の意味で草の根的な活動してきたエベレスト・オブ・アップルスの特質を表しています。エベレスト・オブ・アップルスは、まだ比較的規模の小さな活動に取り組んでいますが、日本とネパールの学校同士の文通から始まったことを考えると、とても長い道のりだったといえます。
エベレスト・オブ・アップルス青森は、現在、青森のJETとその友人で構成される委員会として活動しています。そして、その全員が教育への普遍的な権利に対する強い信念を共有しています。委員会は毎年の初めに計画と目標、募金調達の対象を決め、各メンバーがそれぞれのイベントと設定された目標達成に向け、責任をもって担当しています。
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